ふんわり軽い締め心地の手ぬぐい半幅帯「キャベツ畑でつかまえて」

ふんわり軽い締め心地の手ぬぐい半幅帯「キャベツ畑でつかまえて」

素材：綿100％

長さ：3.8m/4.2m

幅：15cm（4寸）

オリジナル手ぬぐい半幅帯プロジェクト！

もたはんと、

ふだん着物のtontonさん、

そして、喜多屋商店さん。

この3つの力が合わさって

オリジナルの手ぬぐい半幅帯ができました。

「手ぬぐいのつなぎ目が帯にすると目立つ」問題。

これを解消したいがために

最初からつなぎ目の目立たないデザインの手ぬぐいを作ればいいんじゃ？と

気軽に始まったこのプロジェクト。

終わってみれば

半年かかりました。

デザイン〜できるまで。

デザイン原案は、ふだん着物tontonのきよみさん。

もたはんで「こんな感じ作ればつなぎ目見えなくていいんじゃ？」と

何気な〜くフリクション（こすると消えるやつ）で書いたのが全ての始まり。

本当に雑談から生まれました。

最初はこれで喜多屋商店さんに「作れますか？」と聞いたところ

「いや〜もうちょっと細かく…」とダメ出しされ

知り合いの着物好きデザイナーさんに思いを伝え下絵を書いてもらうことに。

これでどうだと喜多屋先生（もはや先生）にお願いしたところ

「これでは伊勢型紙が起こせません！」と更なるダメ出し(笑)

なんでこんな事になったのかというと

もたはんも今まで完全オリジナルで

デザインから手ぬぐいを作った事がなかったからです。

でもこれは本当にいい経験になりました！

そして喜多屋先生のご指導のもと

デザイナーさんとのやり取りを繰り返し

このコロナ禍の中

全てオンラインでデザインは完成しました！

今までなら絶対直接行ってやり取りしていましたから。

伊勢型紙ができてからは喜多屋さんの出番。

今回は直接伺えないのでリアルタイムで写真を送って頂き

仕上がる工程を見ました。

時間がかかっただけあり

どの写真も生で見ているような

感動を覚えました！

注染の「ジュッ」という音が今にも聞こえてきそうです！

いや聞こえます！！

そして…

天井から吊り下げられる様は圧巻の一言。

喜多屋さん、ありがとう！

手ぬぐい半幅帯「キャベツ畑でつかまえて」

変な名前と思ったそこのあなた。

その感覚間違ってはいませんよ(笑)

でも聞いて下さい！

断っておくと

もちろんこれは

キャベツをイメージして

デザインされた帯ではありません。 

正確には

唐草や牡丹などの古典柄をモチーフに作られた帯です。

ではなぜキャベツなのか？

それは最初にお披露目した時の

第一印象と

僕が入っている日本愛妻家協会に関係があります！

第一印象は

この深緑という色と

葉牡丹に近いデザインが「キャベツ」を連想させたから。

そして「キャベツ」といえば

愛妻家の聖地として有名な

「群馬県嬬恋村」

ここの特産品は紛れもなく

めちゃくちゃ美味しいキャベツ！

愛妻家とキャベツは切っても切れない縁にあるのです。

なので

トントンさんも

もたはんも

イメージが重なったというわけです。

結果として

この手ぬぐい半幅帯の名前は

「キャベツ畑でつかまえて」

となったというわけです。

一年中締められるこの帯は

一年中食べられるキャベツのイメージ。

「キャベツ帯」として愛着を持って頂ければ嬉しいです。

半分はふざけていますが

もう半分は「愛」でできている事を

この場を借りてお知らせ致します！

日本愛妻家協会　福井支部支部長　酒井康輔

　　　　　　　　石川支部支部長　井藤　修