テキスタイル産地ネットワークin福井に行ってきました！

こんにちは！

繊維の町、福井から〜もたはんです。

昨日11月10日は福井で開催された

テキスタイル産地ネットワークに行ってきました。

繊維関係に従事する方々が

遠くはフランスから福井に集まって

日本の繊維の未来について考えながら

もっと横の、もとい糸編なので緯のつながりを作っていこうという会でした。

福井県がどれくらい繊維産業が盛んかというと

一人当たりの繊維工業出荷額が全国においてダントツ1位！

その額は31万5000円（2019年時点）

これは2位の石川県の17万3000円のほぼ倍近くの額で、

全国平均3万円の10倍の額です。

元々は長襦袢の生地としても知られる

「羽二重」の産地として名を馳せ

その技術力を活かし現在はカーシートや

医療器具にも繊維の技術が応用されています。

そんな福井県で開催されたテキスタイル産地ネットワークには

繊維メーカーやアパレルデザイナーなど

ものづくりの川上から川中の参加者が多く

僕のような川下の小売業の参加は珍しいようで

呉服屋は当たり前ですが僕だけ(笑)

しかし奇跡が一つ起こって

目の前に座っていた女性社長が

なんとご存知の方も多いであろう

米織小紋の鷹山堂の方で

「うちで扱ってます！ありがとうございます！」と

興奮気味に話してしまいました(笑)

その他にも

一つ一つ手作業で藍染めをされている

若い女性の職人さんや

同じ北陸で糸の整経をされている社長、

山梨でテキスタイルイベントを主催されているデザイナーの方など

普段お会いできない面白い方と出会いました。

今後一緒に何かできると面白そうです！

なにより今回の会を主催し

チロリアンテープの鼻緒のカレンブロッソでお世話になっている

松川レピアンさんの

「すぐに仕事にならなくてもいずれ何かに繋がっていく」という考えは

もたはんがまさにそれなのでその通りだなと思いました。

実はこの日が出産予定日で

途中で会を退席させて頂いたのですが

帰り際に松川さんがマイクで

「酒井さんが今から奥さんの出産に立ちあわれます！頑張って〜！」と

言って下さったのは胸熱でした。

人と人のいい繋がりは

いい仕事に繋がっていく。

これは間違いない事です。

そこを焦ってはならず

コツコツと積み重ねていこうと思います。