日本人の国語力が著しく低下している今こそ読書の秋!
日本人の国語力が低下しているらしい。
YouTubeや音声メディアなど
動画や音声で情報を得ることが普通になった今
文章を読む機会が少なくなっているのも影響している。
この国語力というのはそもそも何か?
古文や漢文ができるとか
沢山文章を読めるとかではなく
国語力は「想像力」だと言います。
文章の中から
相手が伝えたい事を読み取り理解する力。
それが国語力。
そしてこの国語力を養うには
何でも本を読めばいい訳ではありません。
読む本のジャンルは一つ。
それは「小説」です。
小説は挿絵もほとんどなく
作者は登場人物の様子や風景描写を
表現豊かに読者に伝えてくれます。
それを元に私たちは
自分の頭の中で情景を思い浮かべ
小説の中の世界で
時に笑い、時に涙したりします。
自分に国語力があるなんて言いたい訳ではありませんが
昔から小説を読むのが好きで
赤川次郎や森見登美彦など
偏ったジャンルを読み漁ってきました(笑)
ただ最近はビジネス書や
気になるジャンルの専門書など
実用書と呼ばれるような本を読むことが多くなっていて
そういえば小説を読む機会が減っているなと感じています。
「誰でもできる〜」や「◯◯するには××」などの
実用書は確かに生活の役には立つのですが
どうしても意識が
「こうすべき」
「これはいい、あれはダメ」
となってしまい心が常に尖ったような状態になります。
実際最近尖っているような気がして
行きつけの本屋の書店員さんに
「おすすめの心が丸くなるような本ありますか?」
なんて質問をしてすすめられたのが
たまたま小説で今一章節ずつ読み進めています。
子どもを保育園に送った帰りに
寄り道したスタバで読んだのですが
ホロッとしてしまい今この文章を書いています。
「国語力=想像力」
これはブロガーの永江一石さんという方が教えてくれました。
この力は何も文章を読む時だけでなく
日常の生活のあるゆる場面で必要です。
家族や友人との会話。
ビジネスメールでの先方とのやり取り。
恋愛、夫婦・親子関係。
私たちであればお客様との関係。
全てにおいて
相手が今何を考えているのか想像できる力が必要です。
そんな事を考えていたら
ちょうど読書の秋です。
もし疲れていたり
情報を得よう得ようと尖っている自分に気づいたら
恋愛ものでもミステリーでも「小説」を読みましょう。
きっと心が丸くなって
自分にも相手にももっと優しい自分になれると思いますよ。
私も年内は沢山小説を読むようにしたいと思います。
それでは楽しい「読書の秋」を。