糸りさんの半衿を「洗える半衿」にする方法。
糸りさんの半衿は「洗える」半衿ですが
実は洗えるようにするためには
一つ工夫が必要です。
今「え?めんどくさい…」と思ったそこのお客様。
ご安心下さい。
方法は簡単。
毎日のお洗濯時に
糸りさんの半衿をネットに入れて一緒に洗うだけです。
要は「水通し」です。
もたはんももちろん洗いましたので
その一部始終をお見せします。
まず洗濯ネットにいれます。
半衿は糸りさんの千鳥格子です。
この時は小さめのネットに入れましたが
小さい方が中で動きにくいのでより良い気がします。
某強者の方はそのまま放り込んだそうですが
僕は石橋を叩いて渡りました。
続いてはいつも通りの中性洗剤などでお洗濯します。
普段のお洗濯と一緒で大丈夫です。
もちろん泥だらけの洗濯物と一緒はNGですよ!
シワが気になる方はいつもより一段階脱水時間を短くしてもいいかもしれません。
僕はもちろん短くしました。
洗い上がりはこんな感じです。
生地がしっかりしているので想像していた以上にシワになっていません!!
経糸の絹糸も縮みにくいように、撚りをかけていない糸を使っているからでしょうね。
緯糸のポリエステルとレーヨンの糸も形体安定をアシストしているようです。
あとは干して乾かして下さい。
平干しでもハンガー干しでも構いません。
強いて言うなら乾いた後にハンガー跡が残っていたので
平干しは完璧でしょうね!
最後に乾いてみてですが
やはり縦方向に関しては結構縮んでいました!
ただここまで縮めば半衿として襦袢に付けたまま洗っても大丈夫そうです。
質感もしっかりしましたが固くならず絹のしなやかさも残っています。
以上、文章にしてしまうと長ったらしいですが
まとめますと
「使う前にネットに入れて洗濯するだけ」
ということです。
毎回ドライクリーニングするという場合は不要ですが
襦袢の半衿ほど洗いたくなるものはないので
ぜひ洗ってからお使い下さいませ。