「着物は楽しい。」ですか?
先日ふとFacebook上がってきた
「着物は楽しい。」のポスター写真。
これは8年前。
当時27歳。
グランフロント大阪にあった
カレンブロッソさんの店舗に飾ってあったポスターです。
前にもブログで書いた気がしますが
これはなんとなく僕の原点なので
今後もヒョコヒョコ現れてくるかと思います。
このポスターを見て
「着物はやっぱり楽しくなきゃだよな〜」と
妙に納得させられて
しばらく立ち尽くしていたのを覚えています。
そこからは
「着る人も、作る人も、着る人も楽しい方がいい」
という思いでここまできました。
きもの業界に入ってからはもう12年。
もたはんらしく、もたもたとここまで来ましたが
そのおかげで今があると思っています。
急いでいたら僕の性格では
どこかで破綻していたでしょう!
間違いない!笑
タイトルに戻りますが
今、着物は楽しいですか?
着物自体が楽しいというよりは
着物を通じて巻き起こる様々な人生イベント。
人との出会いやコミュニケーション、イベントなど
着物を着ていなければ味わうことのなかった出来事が
沢山あるんではないでしょうか?
その中には
もしかしたら楽しい事だけでなく
辛い事、悲しい事もあるかもしれません。
ただ、幸いな事に
「人は困難を笑いに変えて乗り越えられる」そうです。
これは幸福学を研究している
ダニエル・ギルバート博士が言っていた言葉ですが
確かにどんな事も最後には笑い話になっている事が多いです。
着物は楽しい。
楽しい事、嬉しい事、悲しい事、辛い事。
その全てを引っくるめて
着物を楽しんでもらえたらと思います。
これからも変わらず
「着物は楽しい」の精神で
歩んでいきたいと思います。