一周忌にも七宝レースのお着物で。
GWの5月2日。
昨年亡くなった伯父の一周忌がありました。
早いものでもう1年。
あっという間の法事です。
法事といえば
本来であれば
親類が集まって故人を偲ぶ
一つの集まるきっかけとなるはずですが
今年はコロナでそう言う訳にもいかないようで
こじんまりと執り行いました。
破天荒な伯父ではありましたが
僕も若女将の槙恵さんも
伯父との思い出は多く
亡くなった時はそれはもう悲しみました。
直接言われた訳ではありませんが
「康輔はいい子をお嫁にもらったな」
とお酒を飲みながら父に話しているのを
立ち聞きしてしまった時は
恥ずかしいやら嬉しいやらでした。
そんな伯父の一周忌。
夫婦でレース着物を着ました。
レース着物は言ってしまえば「綿」の着物ですが
その柄は「七宝」
七宝は輪の連続する繋がりが
人と人との繋がりを表し
家庭円満など縁起の柄とされます。
なので僕たちも
伯父との繋がりを思いつつ
レース着物で参加しました。
雨の降りしきる
少し肌寒い日でしたが
レース着物でちょうど良く
何より雨で濡れても気にならないのが良かったです。
昨年に引き続き
何かと法事が多くなりそうな今年。
このレース着物が
家族や親戚の輪を繋いでいってくれそうです。