大阪の岩佐さんに行って例の雪駄をお願いした件。

先日久しぶりの京都出張のついでに
足を伸ばして大阪にある草履の岩佐さんにいってきました〜!
「すみません。福井県のきものもたはんと申しますが
お草履など見せて頂く事はできますか?」
突然の思いつきで
恐る恐るお邪魔したのですが
岩佐さんはマザーテレサのような優しさで対応して下さいました。
噂に違わぬ高級感漂うショウルーム。
こんな青い着物のやつが来ていい場所なのか?と
若干自信がなくなりました。
そして僕がこれから発注しようとしているのは
例の雪駄ですから恥ずかしさは増します。
早速オーダーの草履の話を女性の店員さんから聞いていたら
なんだか高級感漂う社長まで登場し
ますます例の草履を発注するのが恥ずかしい雰囲気に(笑)
あ、例の雪駄というのは
22世紀からやってくるであろう猫型ロボットをイメージしたものの事。
あえてボカして言っているのは大人の事情です(笑)
要するにドラえもんです(あ!)
でも男には作らねばならない時がある!
「僕は青とドラえもんが好きで、そんな草履を作りたいと思って…」
こんな事を34歳二児の父が伝えたところ
「だから青いのか」
「だから足袋がドラえもんなのか」
と岩佐さん達も逆に合点がいってくれたご様子。
うん、よかった。
そのあとはスムーズに話が進み
「僕もドラえもんのLINEスタンプ使ってるんですよ〜」とか
「大阪マラソンの時ドラえもんの着ぐるみ着て走ったんですよ〜」など
逆に盛り上がり…
当初から狙いを定めていた
浅葱色で作ろうと色決めしていると
悪ノリしてくれた社長が
「もっとドラえもんっぽい色ないの?」
と社員さんに探させる事態に!
結果より近いスカイブルーで
雪駄が作れることになりましたw
社長のこの高級感にあって
この細かい対応力。
恐れ入ります。
思いを伝えると
それに応えてくれる人がいるんですね。
かっこよく言うとそう言うことです。
正直今まで呉服屋さん的には
岩佐さんの草履って結構高級なイメージがあって
とっつきにくいところがありましたが
今回の訪問で俄然親近感湧きました。
これは部長さんからお礼のメッセージを頂いたときに
もらった写真ですが
しっかりとドラえもんです。
この写真を見て
草履を買わずにいられようか
いや、買わずにはおれません。
3週間ほどできるとのことで
今年の僕のクリスマスプレゼントにする事とします!
お近くの皆さん
もうとっくに行ってるかもしれませんが
是非岩佐さんに行ってみて下さい。
ドラえもん好き
セーラームーン好き(笑)
何かが好きという方は
その思いを叶えてくれること間違いありません!