11月15日は「きものの日」なぜ?
11月15日は「きものの日」
これって意外と定着していませんが
もう50年ほど前から存在する記念日です。
なんでそもそも「きものの日」かというと
11月15日は七五三という「子どもの成長を祈る日」であり
その前後はご家族の方も着物をよく着られる日だったため
全日本きもの振興会により制定されたようです。
そのきっかけは昭和39年の東京オリンピックの時に
諸外国の方に「日本の民族衣装は着物なのになんで着てないの?」
と言われてハッとしたからだそう(笑)
いつの時代も一緒ですね。
11月15日は今でも七五三のお宮参りをする方が多い日であります。
そうなってくるとなぜ七五三が11月15日なのか?
これも気になってくるところ。
これには諸説あるようですが
「天和元年11月15日(1681年12月24日)に館林城主である徳川徳松(江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉の長男)の健康を祈って始まったとされる説が有力」(引用Wikipediaより)
とのことです。
七五三はそもそも3つの異なる儀式をまとめて呼称したもので
3歳の主に女児が行う「髪置きの儀」
5歳の男児が行う「袴着の儀」
7歳の女児が行う「帯解きの儀」
この3つの儀式を指します。
今では男女関係なく全て祝っちゃう〜っていう人もいますが
それはそれで大変な気もしますので
ある程度意味を知ると冷静になれるかもしれません。
とりあえず日頃着物を着ている身としては
1年に1度しか「きものの日」がないのは
逆に寂しいかも〜と思った11月15日でした。